AI英会話アプリおすすめ5選|実際に使って比較【2026年版】

AIを使った英語学習アプリは、ここ数年で一気に増えました。私はこれまでかなりの数を実際に試してきましたが、正直なところ品質の差は大きく、学習者にとって肝心なところで物足りないものがほとんどです。

中学・高校で何年も英語を勉強してきたのに、いざ話そうとすると言葉が出てこない。TOEICのスコアはそれなりなのに、会話になると固まってしまう。そんな悩みを抱える人は少なくありません。カタカナ英語のクセ、LとRの区別、thの発音、そして「間違えたら恥ずかしい」という気持ちは、どれも話す量が足りないと、なかなか直りません。

AIで英語を学ぶいちばんのメリットは、こうした壁を、誰にも気兼ねせず、好きな時間に、何度でも話すことで少しずつ崩していけることです。この記事では、私が本当におすすめできるAI英会話アプリを、メリット・デメリット・料金とあわせて率直に紹介します。

おすすめのAI英会話アプリ5選

#1: Langua

おすすめの人:AIと英会話を本気で続けたい、やる気のある学習者

Languaは、英語を「話せる」ようになりたい人のための総合的なAI学習プラットフォームです。会話練習はもちろん、語彙の習得、リスニング、リーディングまで、ひとつの場所で完結します。

Languaの画面:AIと音声で英会話を練習できる英語学習プラットフォーム

メリット:

  • 間違えるとその場で訂正され、詳しい解説もつきます。訂正をはっきり示すか控えめにするか、音声で聞くか文字で読むかを選べるほか、会話のあとには詳しいレポートも届きます。
  • 文法練習は、あなた自身のミスに合わせて作られます。冠詞の「a」と「the」、三単現の「s」など、同じところで何度もつまずいていると、Languaがその弱点に絞ったドリルを用意してくれます。
  • 話す練習のバリエーションが豊富です。ロールプレイ、自分の興味に合わせたディスカッション、単語の練習など、飽きずに続けられます。
  • 通話モード(Call Mode)なら、電話のような感覚でハンズフリーで話せます。画面に頼らず話すことに慣れるのは、実際の会話へのいちばんの近道です。
  • 音声はネイティブスピーカーの声をクローンしたもの。機械的な読み上げではなく、本物の相手と話しているような感覚があります。
  • 英語が出てこないときは日本語で言ってもOK。AIはきちんと理解してくれるので、会話がそこで止まりません。
  • AIメモリー機能が、あなたの興味や基本的な情報を覚えてくれるので(オフにすることも可能)、会話があなた向けのものになっていきます。
  • 単語はワンクリックで保存でき、間隔反復のフラッシュカード、保存した単語を使う会話、AIが作るストーリーで定着させられます。
  • Web、iOS、Androidに対応:iOS(App Store) | Android(Google Play)

デメリット:

  • 機能が多いので、最初は少し戸惑うかもしれません。ただ、オンボーディングが丁寧なので迷うことはあまりありません。
  • どのAIにも言えることですが、話した内容がときどき誤って文字起こしされます。Languaでは複数のAIモデルを切り替えられるので、こうしたミスを最小限に抑えられます。

料金:月払いの場合、プランに応じて月額約¥3,000〜¥4,500(年払いなら月あたり約¥2,000〜¥2,500)。無料アカウントがあるほか、Pro版の無料トライアルも利用できます。

Languaの無料アカウントを作成して、ぜひ実際に試してみてください。

#2: Speak

おすすめの人:決まった流れに沿って練習したい英語初心者

Speak(スピーク)は、場面ごとのロールプレイと、文法の疑問に答えてくれるAIチューターを組み合わせた、よく作り込まれたアプリです。学ぶ順番がはっきりしているので初心者には使いやすい一方、中級以上になると伸び悩みを感じやすくなります。

Speakの画面:シナリオ別のロールプレイで英語を練習

メリット:

  • 初心者向けのレッスンはテンポがよく、発音のガイドも役に立ちます。
  • 「Speak Tutor」機能で文法について質問したり、自分専用の練習レッスンを作ったりできます。
  • 英語の音声が自然で、音声認識も安定しています。

デメリット:

  • B1レベルあたりから効果がはっきり落ちます。基本的に初心者向けに作られているため、上達するほど物足りなくなります。
  • フィードバックがやや表面的です。Languaのような本格的な英語会話練習AIと比べると、訂正の掘り下げが足りません。
  • レッスンの種類が限られていて、中級以降は似た内容のくり返しになりがちです。
  • 単語を間隔反復で覚える仕組みがありません。
  • サブスクリプションのプランがわかりにくく、AIレッスンの利用上限もはっきりしません。

料金:地域によって異なります。カスタムレッスンが無制限になるPremium Plusは、基本プランよりかなり高額です。

#3: Duolingo

おすすめの人:おなじみの有名ブランドで続けたい人

Duolingo(デュオリンゴ)はもともと英会話に特化したAIアプリではありませんが、2024年に新しい機能を導入しました。キャラクターのリリーとビデオ通話のように話せる「リリーとビデオ通話」(Video Call)です。この機能は日本語話者向けの英語コースで利用できます。

DuolingoのAI機能(Video Call)の画面

メリット:

  • ゲーム感覚の仕組みが、三日坊主になりがちな人の習慣づくりを後押ししてくれます。
  • すでに使っている人も多い、定評のあるプラットフォームです。
  • 新しい機能がDuolingo全体の学習ルートに組み込まれています。

デメリット:

  • 会話練習専用のAIツールと比べると、やり取りのリアルさに欠けます。
  • 会話練習はあくまで脇役です。英語を話せるようにすることよりも、Duolingoでおなじみのゲーム型の問題が中心になっています。
  • リリーとのビデオ通話は、もともと最上位のMaxプラン限定の機能です。Duolingoの2026年8月の株主向けレターによると、新規のSuper購読者の多くも使えるようになり、既存のSuper購読者にも2026年中に広がる予定です(ヘルプセンターでは今もMaxの機能として記載)。

料金:月払いの場合、Duolingo Superは月額約¥2,000、Maxは月額約¥4,500です(年払いなら月あたりSuper約¥800、Max約¥1,900)。

#4: ChatGPT

おすすめの人:まずは無料で試してみたい人

ChatGPTは世界でいちばん有名なAIツールです。ただし語学学習のために作られたものではなく、学習の仕組みも用意されていないので、自分で組み立てる必要があります。試行錯誤が好きな人には面白い反面、安定した成果を出すには時間と手間がかかります。

ChatGPTのトップ画面:メッセージ入力欄と音声ボタン
語学学習という点では、ChatGPTは真っ白なキャンバスです。

メリット:

  • 英語で会話してもらう、文法を直してもらう、間違いを解説してもらう、といった使い方ができます。最初に「カタカナ英語や和製英語っぽい表現があったら指摘して」と頼んでおくのも一つの手です。
  • 無料版でも、多くの語学アプリの無料プランより幅広く使えます。

デメリット:

  • 毎回、自分でプロンプト(指示文)を考える必要があります。会話のシナリオが用意されている語学学習アプリと比べると、かなりの時間と手間がかかります。話題の提案、単語の保存、フラッシュカードといった機能もありません。
  • 話すスピードが速く、ゆっくり話してもらおうとしても安定しません。初級・中級の学習者には聞き取りにくいことがあります。
  • AIが話している部分が単語や文ごとにハイライト表示されないので、文字を目で追いながら聞くことができません。
  • 間違いを自動では訂正してくれません。はっきり頼む必要があり、頼んでも途中で忘れてしまうことがよくあります。
  • 音声モードでは、考えるための自然な「間」で録音が切れてしまいます。文を組み立てるのに少し時間がかかる学習者には、これがかなりのストレスです。
  • アメリカ英語やイギリス英語など、聞きたいアクセントを選べません。

料金:無料版は利用回数に上限があり、最も高性能なモデルも限られた範囲でしか使えません。有料のChatGPT Plusは月払いで月額約¥3,000、より安いChatGPT Goは月払いで月額約¥1,400です。

#5: Praktika

おすすめの人:見た目のわかりやすさ重視で、決まったレッスンの流れが好きな人

Praktika(プラクティカ)は、アニメーションのアバターと整理されたレッスンの流れで、段階的に英語を学べるアプリです。見た目はすっきりしていて取っつきやすいものの、見過ごせない弱点もいくつかあります。

Praktikaの画面:アニメーションのアバターと英会話レッスン

メリット:

  • ガイド付きの質問があるので、初心者でも無理なく話し始められます。
  • 会話の難しさが、ある程度あなたの英語レベルに合わせて調整されます。
  • インターフェースがすっきりしていて、レッスンの道筋もわかりやすく整理されています。

デメリット:

  • 会話の途中のフィードバックが少なく、見逃しやすいです。
  • 学習パスが固定されていて、目標を変えるとそれまでの進捗が失われます。
  • 単語の間隔反復や、覚えた語彙を管理する機能がありません。
  • アニメのアバターが気になって集中しにくいことがあり、音声だけで練習するモードもありません。
  • カスタマイズの幅がとても狭いです。

料金:最低3か月の契約が必要です。料金は国によって異なります。

まとめ:結局どのアプリを選ぶべき?

いちばん大切なのは、毎日でも開きたくなるアプリを選ぶことです。会話の量を増やし、一つひとつの訂正をきちんと理解しながら話す力を伸ばしたいなら、まずはLanguaから始めるのがおすすめです。英語学習が初めてで、決まったレールに乗って進みたいならSpeak、とにかくお金をかけずに試したいならChatGPTの無料版も選択肢になります。

英会話スクールに通う時間がない人や、人前で話すのにまだ抵抗がある人にとって、AIは気軽に「話す量」を増やせる心強い味方です。まずはLanguaの無料アカウントを作って、今日から少しずつ口を動かしてみてください。


AIで英語を学ぶときによくある質問

日本人が苦手な発音や間違いにも、AIは役立ちますか?

はい、役立ちます。いちばんの理由は、普段の授業やレッスンよりもずっと多く話せることです。LとR(light/right、rice/lice)やth(thinkがsinkに聞こえてしまう)といった日本語にない音は、自分の声で何度もくり返さないと身につきません。AIの文字起こしで、言ったつもりの単語とは違う単語になっていたら、その音を練習するサインです(ただし、文字起こしが自動で補正されることもあるので、正しく表示されても油断は禁物です)。

カタカナ英語や和製英語にも注意が必要です。たとえば「マンション」は英語では普通「apartment」で、「mansion」は「大邸宅」を指します。「テンションが高い」も英語の「tension」(緊張)とは意味が違うので、「excited」などを使います。訂正に解説がつくツールなら、こうした違いを理由ごと覚えられます。

AI英語講師は、人間の講師の代わりになりますか?

完全な代わりにはなりません。AI英語講師だけに頼るのはベストな方法ではなく、余裕があるなら、人間の講師によるレッスンとAIでの会話練習を組み合わせるのが理想的です。人間の講師には、AIにはまねできない温かさや励ましがあり、「サボれない」環境もつくってくれます。話し方の細かなクセにも気づいてくれるでしょう。

一方でAIは、英会話スクールやオンライン英会話のように予約をする必要がなく、早朝や深夜のちょっとした時間にも練習できるのが強みです。

AIを効果的に使って英語力を伸ばすには?

ポイントは、読むことや文法問題だけでなく、話す練習に継続して使うことです。Languaのようなプラットフォームなら、さまざまな場面での会話練習、その場での訂正、語彙の強化をひとつの場所でこなせます。1日10〜15分の短い練習でも、積み重ねれば確かな自信につながります。

TOEIC Speaking Testや英検の二次試験(面接)を控えているなら、AIに面接官役を頼んで、質問に声に出して答える練習をするのも効果的です。

英語学習AIを選ぶときのポイントは?

まずチェックしたいのは、音声認識と音声の質、会話のテーマの幅、そしてあなたのレベルにどれだけ合わせてくれるかです。優れたツールは「間違っています」と示すだけでなく、理由の解説つきで自動的に訂正してくれます。話す練習と並行して語彙を増やせる仕組みがあるかどうかも、大きな違いになります。課金する前に、無料トライアルで使い心地を確かめるのがおすすめです。

AIだけで英語を勉強することに限界はありますか?

AIは大きく進化しましたが、細かなミスを見逃すこともありますし、本物の会話相手のような人間らしい温かさはありません。AIはすべてを任せる存在ではなく、講師、ポッドキャスト、実際の会話といったほかの方法を補うものとして使うと、いちばん効果が出ます。

AIでほかの言語も学びたい方へ(英語の記事):

AIで中国語を学ぶ | AIで韓国語を学ぶ | AIでフランス語を学ぶ | AIでスペイン語を学ぶ | AIでドイツ語を学ぶ | AIでイタリア語を学ぶ | AIで語学を学ぶ

この記事の英語版

Alex Redfern

About the author:

Alex Redfern is the CEO of the language learning startup, LanguaTalk. He holds a BSc in Business Administration from the University of Bath and has spent years researching and building tools for language acquisition, drawing on first-hand experience learning four languages to varying levels of fluency. His writing on language learning has been featured in popular publications, including a viral Medium article on rapid acquisition techniques.