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Podcast: ゆる言語学ラジオ
Episode: 言語学から考える食レポ。なぜソムリエは謎の語彙を使うのか?【食レポ1】#202
Description: 今回から新シリーズの「食レポ」です。「ワイン通って何でイキった言葉を使うの?」「ソムリエになるなら火打ち石を探しに行こう」「言語学と認知科学的に正しい…かも知れない食レポ」など食レポの上達法を「言語」という観点から探っていきます。
【目次】
00:00 何を食べても「うまい」しか感想が出ない問題
01:28 なぜ味や香りを正確に伝えられない?
06:29 ソムリエの言葉選びが鼻につく
14:49 新スタイル。議論メインで結論を探る。
25:38 松ヤニの香りを「パイナップルの香り」と表現しだす男
28:33 ソムリエになるなら花屋と果物屋に行け
32:21 ソムリエの言葉はデータベースのタグ付け!?
40:54 食レポが上手くなりたいなら猫のおしっこを嗅ぎに行こう
【参考文献のリンク】
○おいしい味の表現術
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レトリック研究の第一人者・瀬戸賢一先生らが書いた食×ことばのアンソロジー。
◯ことばは味を超える―美味しい表現の探求
https://amzn.to/40Njmfi
上の瀬戸先生が書いた、食×ことばの一作目。味ことばの分類表が載ってて、ぼんやり眺めているだけでも面白い。
◯味ことばの世界
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瀬戸先生が編著をつとめた二冊目。2章の脳×食の話が面白かった。
◯五感で楽しむ食の日本語
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言語研究者が職について食のことばについて分析した論考集。クックパッドのレシピ名のオノマトペを研究した論文など、着眼点がユニーク。
◯「おいしさ」の錯覚
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「おいしさ」の本質本。この本の魅力は#145でもかなり語ったので合わせてご覧ください!
◯言葉にして伝える技術 ソムリエの表現力
https://amzn.to/3DXNLxX
ソムリエの田崎真也さんが、ワインの風味の表現術を紹介した本。香りの語彙を鍛えるために、田崎さんは駆け出しのころ果物屋と花屋に通ったらしい。すごい。
◯ワインの味の科学
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タイトルからするとワイン特化っぽいが、記述の射程はかなり広く、認知科学の知見なども広いながら味覚を科学的に分析。興味深い実験なども多く取り上げ、かなり面白かった。フルカラーで装幀もすごく凝っているのに、価格は2000円台とかなり安い。オススメ。
◯ワインの香り
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ワインの香りに関する基礎的な文献。ワインの重要な香り27種類が嗅げる「アロマカード」12枚が付録としてついており、そのまま香りのトレーニングもできる。
◯死ぬまでに飲みたいビール1001本
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世界68カ国から厳選した1001本のビールを詳細に解説した本。それぞれのビールにテイスティングメモがついているので参考になる。
◯グルメ漫画50年史
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日本のグルメ漫画史を総覧する、類を見ない好著。とにかくリサーチ量が多くて素晴らしい。やっぱり『美味しんぼ』は偉大。
◯おいしさの表現辞典
https://amzn.to/3YCTP6B
あらゆる料理、食材の味表現を蒐集したユニークな辞典。
◯つじつまを合わせたがる脳
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複数の感覚入力をまとめ上げる「統合的認知」についてわかりやすく解説した本。
◯心はこうして創られる
https://amzn.to/3YcA3PH
脳が複数の感覚入力をまとめる際に、都合よくつじつま合わせをしていることを詳述した本。こうした行動が心の正体だと述べていて、面白い。
◯日本語のレトリック: 文章表現の技法
https://amzn.to/3jQ7Lvy
レトリックについて細かく分類し、実例を挙げた入門書。岩波ジュニア新書なのでライト。