Want to create an interactive transcript for this episode?
Podcast: REAM アクションと立回り
Episode: アクションの美学05:美学としてのアクション+まとめ編
Description: <美学としてのアクション+まとめ編>
●表現としての美学
・写実主義的表現と形式主義的表現の共存、激しさとカッコよさの共存。
・特に映像作品においては、写実主義的表現に偏りがちであり、またその方が実はやりやすかったりする。それは演技との親和性が高いということもある。しかしそういった要求に対して、形式主義的表現としてのカッコよさをどうやって取り入れるか、どの程度取り入れるか、ということに対するこだわりが美学なのである。
・つまり、いついかなる表現においても、作品世界やその場の表現トーンなどを壊さずにカッコよさを導入するか、それがアクション表現の本道であり、それを可能にするのが美学なのである。
・つまり本来は、美学なくしてはアクション表現にあらず、ということなのだ。これが身体能力が高いだけの異分野出身者を評価できない、一つのポイントでもある。
●相反共存対象に対峙し、それを軽々乗り越えるべくチャレンジし続けることが、美学としてのアクションであると考える。
●つまり相反共存性に挑み続けることが、不可能性への挑戦となり、それが高い抽象度でフィクションのヒーローとの接点・同一性として機能する。そこから生まれる魅力こそが、真のアクション俳優だけが持つプレゼンスであり、アトモスフィアなのだ。
●つまり美学としてのアクションとは、すなわち真のアクション俳優の定義につながるのである。
●そういった意味では、真のアクション俳優に相当する別の名称が必要であろう。
そんな話をしています。