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Podcast: REAM アクションと立回り
Episode: 028:アクションとアビリティ
Description: <アクションとアビリティ>:アビリティとはアビリティとは能力。アクション表現を可能にする能力全般を指す。アビリティがなくては、その他の技術や運動能力は、アクション表現に活かせないと考えられるべきものである。それは知識がなければ、存在自体が見えない、感じられない。=認知科学的盲点ゆえ。:シャドー・アビリティモビリティを使って、表現や相手の動きに、自分の身体運動を最適化する能力。=合わせる力これは本来プロなら誰もが使いこなしている能力である。イメージとしては、自分と相手、または要求される表現のあいだにあって、関係性を調整する能力とも言える。:アクション・アビリティアクション・アビリティとは、アクション専用のアビリティということ。=アクション・モビリティ+シャドー・アビリティつまり、機動性と合わせる力を組み合わせ、きっちり機能させることができる能力のこと。アクション・モビリティ=全身・各部のモビリティこの両方がなくては、プロといえない。:立回りアビリティ立回りを成立させる能力。多くの場合、立回りモビリティと混同されているが、あちらは必須条件ではあっても、アビリティではない。あくまでも前提条件。だからどんなにモビリティが優れていても、それだけではよく動いているという域を出ない。=子供ショーに多いパターン。様・間・見栄・眼力などは、立回りアビリティの典型。リアルタイム形態表出性と造形性=様の機能音楽性(リズム性)=間と流れ対運動同期性歌舞伎や、チャンバラは、立回りアビリティだけで成立していると考えられる。これらを総動員して、カッコよさを表現することが、立回り表現の根底にある。=カッコよくなければ無価値である。現代のリアルっぽい表現の全盛とは、すなわち表現の均一化・均質化であり、それは量産可能化という条件のもとで成立している。すなわち立回り概念の否定=不確実性の高い芸としての完成度の追求を切り捨て、短期的な収益の最大化を最優先するという方法論である。逆に、正統な立回り表現、アクション表現の追求とは、こういったグローバリズム的アプローチに対するアンチテーゼとなるわけだ。そのためにも重要性は高い。:自己表現とアビリティアクション表現における自己表現とは自分自身のオリジナリティー=独自性を表現すること。発言の原点はブルース・リーだが、実は日本における芸の概念に近い。役の人物の戦いだけではなく、そこに自分のスタイルを投影する。そのためには、アクション・アビリティと、立回りアビリティがなくてはならない。さらにプレ自己表現アビリティが必要。これに相当するのがスターワーク。そして自己表現アビリティとは、まだ見ぬアクション表現を創出することのできる能力。それはインプロビゼーションと、インスピレーションによって鍛えられるものである。