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Podcast: まもまもの雑談ラジオ
Episode: たかが羊羹、されど羊羹… from Radiotalk
Description: SNS上で大炎上してる、虎屋の羊羹disコメント。海外駐在員の妻を名乗ってる割に、教養がなさ過ぎるという批判コメントが湧くのも無理ない話で、特に取引先の相手がヴィーガンや宗教上の都合、あるいは食アレで食事制限がある場合、下手に洋焼菓子を用意しても、却って失礼な行為になりかねないのです。そういう意味では、実は羊羹…それも虎屋謹製のガチモノなら、どこでも通じる上に、常温保存できて賞味期限も長いので、和菓子の中で一番差し障りがない部類なのです。
本編でも語りましたが、元々はマトンの煮凝りだったのが、仏教での“不殺生”の戒律を守る為の代替食として、小豆と葛粉または小麦粉で練り合わせ、蒸した事で原型ができた訳で、それをもっとシンプルな作り方で、長期保存にも耐えられる様進化したのが、現在の羊羹であり、砂糖が大量に使える様になってからは、常温放置すると表面の水分が抜け、勝手に糖衣コーティングされた状態になる様になってるのです。(昔ながらの小城羊羹がコレ)それだけ大量の砂糖が使われてる証拠であり、その分保存も効くのです。
また、“艦これ”の総督ならご存じの補給船間宮が甘味処扱いされるのも、史実において、間宮艦内で作られる羊羹は、戦地や軍艦内での貴重なスイーツであり、また、ガテン系の職場の近くには、甘味処や喫茶店(てか、ケーキ屋やパーラー)が集中すんのも、重労働の後だと酒より甘味の方を身体が欲するからです…大阪駅前周辺に、メガ盛りパフェの喫茶店やフルーツジュースのスタンド、和菓子の老舗等があるのも、大大阪時代に貨物輸送に従事した労働者が多かった頃の名残です。