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Podcast: 英語発音専門ドクターDイングリッシュ
Episode: 【 /ə/ シュワー】30%を占める「英語で最も使われる母音」はあいまいな音
Description: "I’m talking about the schwa, a weak vowel that makes up about 30% of all vowel sounds used in English."今回は「英語で最も使われる母音・シュワー」についてお話しします。/ə/ シュワーの要点(/ə/ シュワー)は、英語の母音の約30%を占める最も頻出する音です。アクセントのない弱い音節で使われる母音です。口をリラックスさせ、喉から軽く「ア」と漏れ出るような音が特徴です。例えば、Bananaという単語。スペル通りに発音すると、「バナナ」となりますがあくまでこれはカタカナ発音。英語では、/ buh NA nuh / という風に、アクセントを置かない弱い音節は大抵この(/ə/ シュワー)で発音されます。これが多くの場合でスペルと発音が一致しない大きな要因でもあります。/ə/ の音をちゃんと把握することは、英語を綺麗に話すためだけでなく、ネイティブの様な速い英語を聞き取るためにも不可欠です。では一緒にこの(/ə/ シュワー)をマスターしましょう!【予備知識】英語の母音の約30%は曖昧 辞書などで発音を調べた時に、このeがひっくり返った「 /ə/ 」の記号を目にしたことはありませんか?最近はググって調べる人の方が多いと思うので、このIPA(国際発音記号)には馴染みのない方も多いと思います。ググると発音はスペルで表されることが多いので、このあいまい母音は「uh」で表されています。しかしこの発音記号は「特定の発音」を表すものというよりは、「記号で表すことが出来ないほど曖昧な音」といった立ち位置なんです。「少し漏れた声」みたいな発音感覚です。日本人にとっては「なんやその曖昧な感じは?はっきりせーや!」って言いたくなりますよね?だからこそ「あいまい母音」と言うわけなんです。英語はストレス(強弱)の言語です。これがその「あいまい母音・シュワー」なるものが存在する理由です。英語を発音する時は必ずどこか1点(長い単語は2点)にアクセントを置き、その音以外は「弱化」してこの /ə/ に変化します。 これが「あいまい母音・シュワー」の正体です。About [əbaʊt]Confront [kənfrʌnt]President [prezədənt]このように、綴りが "a, e, i, o, u" のどれであっても、ストレスがない場所ではシュワになります。また「behind /bɪˈhaɪnd/」など発音記号で /i/ と書かれていても、実際にはシュワーで発音されることが多かったりします。【用法】シュワーがリズムを作るシュワーは、口の筋肉を全く使わない単なる「脱力音」です。しかしこの「脱力」が出来ていないと、全体の発音が崩れてしまいまうので要注意です。出し方: 口を半開きにし、舌も喉もリラックスさせた状態で、弱く「あ」とも「う」ともつかない音を出すだけ。役割: 全ての母音をはっきり発音すると、英語特有のリズム(強弱のうねり)が消えてしまいます。重要な部分(ストレス)を際立たせるために、他の部分をこの「シュワー」で徹底的に脱力するのが英語の発音のコツです。It’s all about the rhythm of English./ɪts ɔːl ə ˈbaʊt ðə ˈrɪ ðəm əv ˈɪŋ ɡlɪʃ/【エクササイズ】脱力を基準に発音よく「英語になると声が低くなる」ってことを感じたり、耳にしたりしたことはありませんか?これはあながち間違いではなく、ほとんどの人は「声が低くなる」ことは確かです。なぜかと言うと、英語は基本「脱力」した状態で発音するので、声を日本語ほど張らない分、声は低くなりがちです。今回のシュワーを作るエクササイズでは、この「脱力」がキーになります。脱力を基準として、重要な部分(ストレス)のみ声を張るといった発音を成り立たせましょう。1)ボトムエリアの開拓喉を開いて、力を抜き、声を限界まで下げます。Hah〜↘️声が「カラカラ」と鳴るところまで落としましょう。2)脱力を基準につなげて発音_a BOUT _a BOUT _a BOUT It’s all about the rhythm._com MU ni_tet x3It’s fun to communicate with people.3)フレーズで応用練習I was kind of worried about the weather because the weather forecast said the wind picks up a little bit today, and it’s gonna be a little choppy. But it seems fine. It’s gonna be a great day. So let’s get to it.結論/ə/ をマスターすることは、英語を綺麗に話すためだけでなく、ネイティブの高速な英語を聞き取るためにも不可欠です。また同時にもっと英語が発音しやすくなります。今日練習した、「脱力を基準としたうねりを起こす様な発音」を是非意識してみてください。そうすれば自然とシュワーのニュアンスもだせる様になり、余計なカタカナ的な母音が減って、より自然な英語発音に近づくはずです。