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Podcast: アワノトモキの「読書の時間」
Episode: ep13-1「人新世の『資本論』」(斎藤幸平さん)
Description: 粟野さんは20年ぶりにマラソン大会に参加されたそうです。
※霞ヶ浦マラソン(https://kasumigaura-marathon.jp/)
現状ではまだ満足いかず、まだまだ先を見据えていらっしゃる様子。
日々スクワットと保育園の送り迎えくらいしかしていない星野は、走る方々を本当に尊敬します。
今回扱うのは、「人新生の資本論」(斎藤幸平さん)。
皆さんがご存知のようなメジャーな本は扱わない、と宣言しているこの番組ですが、
大ベストセラーを扱います。
これまでおよそ50万部売り上げている「人新生の資本論」。
星野の所感では、様々な文献や論文から参照されて、今現在自分たちが立っている場所の状況を明確に掴める本です。
粟野さんとしても、構成がしっかりしているのでまとめやすかったそう。
資本主義に疑問を投げかけるこうした本がこれだけ読まれている、というのも面白い世の中ですよね。
今回は軽く本の要所に触れた程度ですが、下記のようにまとめておきます。
水や自然環境など、社会の中で人々に共有されるべき資源のことをコモンと呼びますが、
これを利活用できていた社会は段々と昔のものになってきました。
今や都会ではかつてのコモンにはすべて所有者が存在し、何をするにもお金がかかる。
かつて豊かだったコモンも、あえて希少性を作り出されることで、資本主義に組み込まれていく。
このままの考え方を続けていれば、みんなが豊かな状態にはたどり着けないかもしれません。
さて、本書を読み解くキーワードはこちら。
資本主義は勝者無き、終わりのない戦いである
暇、浪費、潤沢さ
働くについて(ワーカーズコープ・ワーカーズコレクティブ)
次回以降、また詳しい内容に触れていきます。
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これも星野の個人的な考え方ですが、
資本主義が見据える効果期間と、宗教や各地域文化が見据える効果期間の違い。
それぞれが見ている時の長さの違いが、議論がかみ合わなくなる原因だと考えています。
長年培った知恵の集積が、今の資本主義にはまだ備えられていないのでは?
また、皆さんのお考えも聞かせてください。
ご質問、扱う本のリクエストなどがありましたら、こちらまでDMをお寄せください。
https://twitter.com/Tomoki_Awano